名古屋市名東区猪高台2-601 『東名テニスクラブ』(いだかテニス内 D・Eコート)
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◇ 永遠の0
2013年09月03日 (火) | 編集 |
へそ曲がりなのであまりに称賛されていると読みたくなくなる…のですが、好奇心に負けて読んでしまいました!
家人が『もう涙、涙で大変』というので久しぶりに、よし、泣くぞと期待していましたが(?)、んん?あまり泣けないぞ。

特攻で戦死した祖父の短い人生を、孫が生き残った特攻隊員らに話を聞いていくことで辿っていく物語です。
飛行技術は抜群の腕前なのに『臆病者』と言われていたというその祖父の人柄が興味をひきます。

なぜ臆病者だったのか、本当にそうだったのかという謎がだんだん解きほぐされて最後に訪れる大どんでん返し!でお話的にはある種のカタルシスもあり面白いのです。
しかし予想に反して泣けないのです。
それはなぜなのか。

つまり小説の中で彼らの話す悲惨な戦争体験は史実であり、それは既知のことでありその悲劇を今語られたとしても小説の中で泣くのとは違うのです。
ラバウル航空隊、ガダルカナル、インパール作戦、レイテ島 神風特攻隊や桜花のこと、兵隊たちを使い捨てにする大本営参謀、司令官、指揮官…無謀な作戦、それらはいずれも史実として子供の頃から読み、聞き、怒りそして泣いてきた…ことなのです。

それを小説でなぞられてもなんだか違和感があり素直に涙が出てこない。
史実の説明があまりに多すぎる気がします。

それを語らなくては話が進まない?
結局泣きそうになったのは作者による完全な創作である謎や絡んだ糸がほぐれていく最後の物語なのです。
ありがちな謎解きだと言えばそうですが、いいんです、それがお話なんだから。

この小説の一番の価値は、戦争を知らない若い人にとってわかりやすい戦争史の入門書になることではないでしょうか。
私達の世代も戦争の何事も知っているわけではありませんが、表に出てきた史実は若い人たちより知っているでしょうから。

スミソニアン博物館に行ったときにゼロ戦が展示してありました。
誇らしいというより『こんなところに吊るされて…』と思ったことを覚えています。
その時も感慨深いものでしたが今年『風立ちぬ』と『永遠の0』に触れゼロ戦への気持ちが増したような気がします。 
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コメント
この記事へのコメント
「戦争を知らない」僕等の世代が
(一緒にしてすいません)、割と反戦的なので、まったく戦争と縁がない今の若い世代が割りと好戦的な発言をしはじめると、ぞっとしないです。戦争の悲惨さを語り伝えていく事は大事ですが、まず、読み物として面白くないと読んでもらえそうもないですね。
2013/09/04(Wed) 18:02 | URL  | ハルインフィジー #-[ 編集]
TO NALさん
面白い読み物として読めると思います。
映画もあたるんじゃないでしょうか。
2013/09/06(Fri) 12:21 | URL  | テニスメイト #-[ 編集]
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