名古屋市名東区猪高台2-601 『東名テニスクラブ』(いだかテニス内 D・Eコート)
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◇ ビルマの独裁者 タンシュエ
2014年01月20日 (月) | 編集 |
今年読んだ本はまだ『夏と花火と私の死体』と『ビルマの独裁者 タンシュエ』(白水社)の2冊だけです。
16歳で書いたという乙一の『夏と…』は話が面白くつい引き込まれてあっという間に読んで楽しめます。

『ビルマ…』には手こずりました。
面白くもないタンシュエの半生や、軍内で淡々と(耽々と?)権力を手にしていく様子をできる限り証拠や証言に基づいて記述されているのですが、それがとりとめもなくてだんだん眠くなってくる(不眠症のジーンにはもってこい?)…。

そんな特筆すべき人物とは思えなかった(と言われている)一介の軍人であったタンシュエがビルマの独裁者となってかなりの年月が流れています。
彼は今や『存命であるにも関わらず、国際的にほとんど注目されていない独裁者』(本書より)です。

彼が実権を握って以来、軍政はより強固なものとなり、すべての富が軍と軍人へ流れ込んでくる集金体制が出来上がっています。
そこには民衆のためとなる政策など入り込む隙間とて望むべくもなく、読み終わった後は、何とも言えず暗澹とした気分になります。

どうしょうもない無力感に襲われて、ビルマはこの先どうなるのだろうと希望が見えてこないのです。
アウンサンスーチーさんをはじめとする民主化を切望する声も、この堅固な軍政には蟷螂の斧でしかないのか…。

豊かな鉱物資源も外国からの援助もすべて軍を経由し彼らの懐にはいるようになっているのです。
テイン・セイン現大統領の民主化も単なるパフォーマンスに過ぎないと思えてしまいます。

しかしこのような本がイギリスの人権活動家によって書かれ、日本語に訳されて出版されているだけでも民主化へのわずかな歩みと言えるのかもしれません。
来年2015年に行われる総選挙が注目されるでしょう。



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