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◇ 『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』
2014年03月25日 (火) | 編集 |
もう10年以上前に評判になり、大宅壮一ノンフィクション賞をもらった作品ですがずっと読まないままでした。
その間に作者の米原万里さんは亡くなってしまいました。

彼女は作家としてよりもまずロシア語通訳として世に出た方ですが、この作品を読んで改めて56歳で若死にした彼女のことがとても残念に思われました。
『嘘つきアーニャ~』は彼女が子供の頃過ごしたチェコのプラハで通っていたロシア語学校でのクラスメートとの思い出を綴った3編の作品から成り立っています。

60年代後半、冷戦真っ只中の東欧のロシア語学校での5年間は、彼女の人生に強烈な印象を与えたことは言うまでもありません。
彼女やそのクラスメートはその存在だけですでに宗教や人種、イデオロギーの歴史の渦に巻き込まれています。

ユーゴのチトー大統領やソヴィエトのコスイギン首相、プラハの春という懐かしい響き、そしてチャウセスク大統領やユーゴスラビアの分裂、セルビアやクロアチアというこの頃の出来事が背景となり遠い過去の子供時代と30年後が交錯して語られています。
彼女の体験に基づくノンフェイクションではあるものの、子供時代の胸に残る思い出の数々が語れると、良質の児童文学を読んでいるような気持ちの良い読後感です。

うーん、児童文学にしては下ネタが多い?
これもまあ子供らしい?

もう亡くなってしまわれましたが、彼女の他の作品も読んでみようと思います。
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コメント
この記事へのコメント
不勉強なので、お名前も存じませんが
中々面白そうですね。
2014/03/26(Wed) 14:19 | URL  | ハルインフィジー #-[ 編集]
to HALさん
最初の作品『不実な美女か貞淑な醜女か』も敬遠してたのですが、そのうち読んでみようかなと。
2014/03/28(Fri) 09:36 | URL  | ジーン #-[ 編集]
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